近ごろよく聞く「新学習指導要領」って

すでに始まっている「新学習指導要領*」 、まとめてみると…

*新学習指導要領は、2018年より移行措置を開始、2020年に本実施となります。

学習指導要領――この言葉に、保護者のみなさまはどのような印象をお持ちでしょうか。
「ゆとり教育」「生きる力」などの語を耳にすることはあっても、実際にそれらがお子さまにどのような影響を与え、保護者としてお子さまに何をしてあげるべきかについてはよくわからないというお声をいただくことも少なくありません。

小学校の授業時数の変遷

1980年から約30年にわたり、「ゆとり教育」の実現へむかって歩んできた小・中・高の学校教育ですが、前回の学習指導要領改訂時(2011年)に「授業時間の増加」を盛り込み、はっきりと「脱・ゆとり」への方向転換を打ち出しました。さらに、「予測困難な時代だからこそ、各人が持続可能な社会の担い手として新たな価値を生みだしていかねばならない」という現状認識から説き起こされる今回の改訂では、かつてない危機感をもって、子どもたちの知識の理解の質を高め確かな学力を育成する、という方針が掲げられました。文部科学省は、単に「目標」を示すだけでなく、それを細分化して「実行プラン」もセットで提示。
いよいよこの春から、全国で移行措置の実施が始まります。

そして、この学習をとりまく大きな流れは、大学の「入学試験」の変革にも直結しています。
2021年以降、センター試験に代わって、知識・技能だけでなく思考力・判断力・表現力を中心に評価するテストが導入されます。大学個別の試験も、受験生の能力を多面的・総合的に評価すべく、さまざまな方法を組み合わせる形式への変更が検討されています。
つまり、今、始まろうとしている小学校での学びの変化は目前のものにとどまらず、この先ずっと、はっきりとした形でお子さまの将来に影響を及ぼし続けることになるのです。

すでに始まっている「新学習指導要領*」 、まとめてみると…

*新学習指導要領は、2018年より移行措置を開始、2020年に本実施となります。

学習指導要領――この言葉に、保護者のみなさまはどのような印象をお持ちでしょうか。
「ゆとり教育」「生きる力」などの語を耳にすることはあっても、実際にそれらがお子さまにどのような影響を与え、保護者としてお子さまに何をしてあげるべきかについてはよくわからないというお声をいただくことも少なくありません。

小学校の授業時数の変遷

1980年から約30年にわたり、「ゆとり教育」の実現へむかって歩んできた小・中・高の学校教育ですが、前回の学習指導要領改訂時(2011年)に「授業時間の増加」を盛り込み、はっきりと「脱・ゆとり」への方向転換を打ち出しました。さらに、「予測困難な時代だからこそ、各人が持続可能な社会の担い手として新たな価値を生みだしていかねばならない」という現状認識から説き起こされる今回の改訂では、かつてない危機感をもって、子どもたちの知識の理解の質を高め確かな学力を育成する、という方針が掲げられました。文部科学省は、単に「目標」を示すだけでなく、それを細分化して「実行プラン」もセットで提示。
いよいよこの春から、全国で移行措置の実施が始まります。

そして、この学習をとりまく大きな流れは、大学の「入学試験」の変革にも直結しています。
2021年以降、センター試験に代わって、知識・技能だけでなく思考力・判断力・表現力を中心に評価するテストが導入されます。大学個別の試験も、受験生の能力を多面的・総合的に評価すべく、さまざまな方法を組み合わせる形式への変更が検討されています。
つまり、今、始まろうとしている小学校での学びの変化は目前のものにとどまらず、この先ずっと、はっきりとした形でお子さまの将来に影響を及ぼし続けることになるのです。

小学1年生<算数>

○出題のねらい 
算数の本質に触れ、深い学びにつなげる。
 
計算の手順を十分に理解し、論理的に処理できるかを確認する問題です。繰り返し演習して覚えこませるのではなく、本質から理解させたり、手順を説明させたりすることによって、お子さまの思考力や表現力をしっかり磨いていきます。
(小学生コース1年生 算数・ひき算(2) より)

小学2年生<算数>

○出題のねらい 
見慣れない出題形式で、思考力と判断力を養う。
 
本問はよく見られる文章題と異なり、長めの文章と絵から条件を読み取って判断する必要のある問題です。答えを出すのに使う知識は、たし算とひき算だけですが、必要な情報を取り出し、計算式を立てる過程で思考力と判断力が養われます。
(小学生コース2年生 算数・「たし算・ひき算の筆算」 より)

小学3年生<算数>

○出題のねらい
未知の問題でも、臨機応変に対応できるようになる。

(2)は、5人と6人の班の数を一度に考えるのが難しいので、発想の転換が必要です。(1)で求めた「残りの人数」に注目して、5人の班から6人の班を作るところがポイントになります。試行錯誤しながら、お子さまひとりで問題解決できる力を育みます。
(小学生コース3年生 算数 「あまりのあるわり算」より)
 

小学4年生<理科>

○出題のねらい
知識どうしを組み合わせ課題を解決する力を養う

回路のつなぎ方や乾電池の直列つなぎ・並列つなぎに関する知識をもとに「どうすれば、豆電球が明るく光る回路になるか」を考え、表現します。正解は1通りではありません。単元の理解はもちろんのこと、複数の知識を組み合わせて活用し、課題を解決していく力を養います。
(小学生コース4年生 理科・8月号 より)

小学5年生<理科>

○出題のねらい
知識を活用し課題を解決する力を養う

ものが水に溶ける量が温度や水の量によってどう変化するかという知識をもとに、「どうすれば、ろ過後の液にホウ酸が溶けていることを確かめることができるか」を考え、自分の言葉で表現します。単元の理解はもちろんのこと、知識を活用して課題を解決していく力を養います。
(小学生コース5年生 理科・11月号 より)

小学6年生<算数>

○出題のねらい 
身につけた知識をどう活かすか,試行錯誤する。

分数を割合としてとらえ、登場する数の関係をしっかりと理解する必要のある問題です。新しく学習する計算方法を身につけるだけでなく、今まで学習したことと結びつけてどう活かしていくか、試行錯誤しながら将来にも役立つ判断力・思考力を養います。 
(小学生コース6年生 算数 「分数のかけ算とわり算のまとめ」より)